2010年9月22日水曜日

術後2週目

 9月1日(入院10日目)  この日からリハビリが始まる。まだまだ歩くのはおっくうで歩行器にすがるようにして歩いていた。リハビリの内容は足に力を入れて伸ばす、そして自力で上げるという健康なときなら大した内容でもないが、足が上がらない。力も入らない。リハビリ師の先生にはがんばれとはっぱをかけられましたがいっこうに力が入らずこの日はそれだけで終了。力を入れようとうんうん唸るだけでも効果あるそうなのでベッドでも続けるようにと言われた。
 足のあげおろしの度にコールを押すのは看護師さんたちに悪いような気がしたので、何とか自分でできないか思案すると、名案が思い付いた。タオルを足に引っ掛けておろす!やってみたらうまくいった。なかなかいいアイディアだったと思う。
 血液検査の結果肝臓の値が少し上がっているので、痛み止めの服用を自重するように言われたが、2,3日前からほとんど飲まなくなってきていた。


 9月2日(入院11日目) 前日とほぼ同様。なかなか歩けない。リハビリに慣れてきたせいか午後は精神的に余裕が出たのでしばし勉強。Justiceを読んでいた。なかなかおもしろかった。反省を促される本だった。


 9月3日(入院12日目) 痛みが退いてきて松葉づえで歩けるように。そおっとだが歩行器からはなれられたのはうれしかった。リハビリは足を延ばすように力がいれられるようにはなったが、上がらない。


 9月4日(入院14日目) 前日とほぼ同様。松葉づえで歩行練習。


 9月5日(入院15日目) この日はリハビリがお休みだった。ので自主練習。病棟内をうろうろしてみた。思い切って松葉づえをはずして歩いてみたら、膝が崩れる感じがして痛みが襲ってきた。それでもしばらく続けているとだんだん痛みが治まってきて、歩くコツもわかってきた。ヨチヨチとではあるが歩けた。トイレも看護師さんの介助なしにいけるようになった。


 9月6日(入院16日目) 痛みがさらに退いてつえなしでも、安定して歩けるようにはなった。しかしやはりときどき膝が崩れる。すると痛みが襲ってくる。立ったまま悶絶というシーンを繰り返していた。
 リハビリ師さんによると明日か明後日あたりから、装具をかえて曲げ伸ばし練習を本格的にやるとのこと。痛そうだと思ったが良くなるためには仕方がない。


 9月7日(入院17日目) 主治医の先生の回診。ニーブレスが外れて簡単な装具になった。

ついでに先生が曲げてくださったが、めっちゃくちゃ痛い。先生は人の痛みがわかるのですか?わかるならなおさら悪質です。と叫んでいた。失礼しました。あまりにもうるさかったらしく看護師さん達が見学に来ていた。申し訳ないです。先生からは曲げ伸ばし練習の指示。
 リハビリ室で曲げてみる。60度曲がったところで痛くて絶叫した。ほかのリハビリ中の方たちがあきれた顔で見ていた。だって痛いねんってば!先生が言うには関節の手術をしたわけじゃないからガシガシ曲げてもいいとのこと。この日は左が60度、右は55度くらい。こんな拷問のようなリハビリが続くと考えると鬱になりそうだった。
 病室に帰ってシャワーを浴びることに。その日の回診でテーピングなどがとってもらえたため入ってよいことになった。しかしお湯がぬるすぎて風邪をひいてしまった。熱が38.3℃も出た。漢方薬を処方してもらった。体調管理は神経質すぎるくらい気をつかってもいいと思います。かなり気持ちが萎えます。余談ですが薬の名前がPLという名前だった。Perfect Liberty?みたいなWWW


 

 

2 件のコメント:

  1. ぬくし!リハビリ頑張ってね~(^0^)/
    ほんと壮絶だね…
    退院お祝いコンパしましょ(^0^)!
    ちょくちょく来ます^ω^

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  2. コメントありがとう。
    それなりに大変ではあったけど甘さがあった。もうちょい早く出られた気もする。無理しないでやったといえばそうだけど。

    ちょくちょく来てくださいね。コメント歓迎。ちゃんと更新します。

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