2010年9月21日火曜日

入院中の出来事~入院一週目

 東京の某病院で入院していました。実家から近いから(管理人は東京育ち)、バックアップしてもらえるだろうという理由です。病院は快適でした。1週間は個室にいて、その後大部屋に移った。

八月分のサマリー

 8月23日(入院1日目)  特にすることは無く終了。



記念すべき病院食第一号。味は薄いのはまあご愛敬でしょうかね?

21時以降飲み食い禁止だった。緊張はしたけれども、この日は楽勝。外は暑いが病院内は涼しくて快適だった。

 
 8月24日(入院2日目)  このブログのタイトルの由来となった24日。手術の日。朝浣腸をされる。手術台に登る。麻酔の導入のとき血管がピリピリと痛んだ。それが痛いよと訴えようとしたら意識が無くなった。手術中のことはもちろん一切覚えていない。麻酔から醒めて、父親から手術はうまくいったと聞いて安心した。


 問題は麻酔から醒めた後。めちゃくちゃ痛い。我慢できなくて騒いでいた。個室にしておいて本当に良かったと思う。夜通し痛みに悩まされる。ナースコールを押しまくっていた。少しだけ麻酔薬を入れてもらっていたせいか、痛みに耐えるのに疲れたのか、午前2時ごろ眠りに落ちた。手術後は個室に入って、痛い痛いと騒ぎまくったほうが早く疲れて眠れると思います。ケチらずに術後の夜は個室を使うことをお勧めします。
 

 8月25日(入院3日目)  痛みはまだ続いている。手術の傷を見てみたが意外と小さい。内視鏡手術のすごさを思い知る。
 昼ごろ、尿管を抜き取られる。抜き取られた瞬間はとんでもなく気持ちがわるかった。COPOる感じに似ていた。その後、トイレに行かされる。

 この日はニーブレスという、脛の下端から太ももの付け根ちょい下くらいまであるでっかいサポーターで膝を固めて、歩行器を使ってトイレまで歩いた。足がベッドから下げられないので、おろしてもらったが、足を曲げる動作以外はほとんど痛くはない。立ち上がって体重をかけてもそれほど痛くはなかった。ただし、ちょっとでも膝に力が入ったり太ももの筋肉に力が入ったら強烈に痛んで立ちながら悶絶した。この日は大便器に座ることはできなかった。でも小用は足せたので少し安心した。


 8月26日(入院4日目)  この日、大便器に座ることを決意してトイレに発った。ニーブレスが太ももの付け根付近まであるのでまともには座れない。足が宙吊りになると痛むのだ。
 運のいいことに、手すりが設置されていたので、手すりに頼ってまずお尻だけ便器にのせる。続いて看護師さんに手伝ってもらい足台に足を上げる。腕の力でズリズリと後ろに体を下げる。少し痛かったけれどこれで大丈夫だった。大変安心した。ほとんど自分で用を足せるようになった。
 やはり傷の痛みは全然退かなくて、ベッドに横になっているとズキズキと痛んだ。氷で冷やすと痛みが和らいだ。最初は氷を膝に載せると痛んだので、膝の側面両側から冷やすことにしていた。4つもアイスノンを使っていた。この日から食欲が少しずつ出てくる。


 8月27日(入院5日目)  前日と同様にトイレに行った。少し痛みが落ち着いてきたので本を読んだり、パソコンで山の映像をみたりして時間を潰していた。しょっちゅう氷を交換してもらったりベッドの高さを調整してもらったりで、コールを少なくとも一日に15回は押していたと思う。いやな顔しないで対応してくださった看護師さん達には感謝している。この日は食事はほとんど完食していた。
 動いてもいいかなという気がこのころからしていた。リハビリはこのあたりから始めたらもう少し入院期間は短くって済んだとおもう。



 8月28日(入院6日目) 前日とほぼ同様。特筆事項無し。


 8月29日(入院7日目) 痛みがだいぶ取れて歩行器で200メートルくらい歩けたと思う。まだ痛みは残るが、ゆっくり歩けば結構歩けそうな感じさえした。あとは前日とほぼ同様。


 8月30日(入院8日目) 電動ベッドが来た。これでコールを連打しなくて済む。僕も看護師さんもとってもDELIGHTだった。自主的に歩行器を使って歩行訓練をしてみた。200メートルくらいえっちらおっちらと歩いたら汗が噴き出してきた。ここのところ運動してないししょうがないかなと思う。


 8月31日(入院9日目) 主治医の先生の回診があって、リハビリ指示が出た。それとは別に少し曲げてくれた。20度くらいはほとんど痛まずに曲がった。 そっから先が地獄の痛さだった。泣きそうになってアカンアカンと絶叫していた。先生は人の痛みがわかりますか?とかいう発言さえしていた。
 なんだかんだいってもよくはなってきている。久々に集中して勉強できた。勉強道具があると時間がすぎるのが早い。そして勉強難しいと実感。後期の成績は大丈夫だろうかと憂慮した。

2 件のコメント:

  1. こんばんわ。同じ手術をしたdackyuguseです。
    ブログへのご案内ありがとうございました!私も同じ手術をしたほかの方の経験談を聞きたいと思ってましたので、ぐんぐん元気になっていかれる様子を楽しみにしていますね。

    やっぱり術後の麻酔が切れたあとは七転八倒の痛さだったんですね。私も大騒ぎしました。一晩中泣いていました。個室じゃなかったら追い出されていたと思います。共感できることが多くて「そうそう、そうだった!」と思い出すことばかりです。
    内側靭帯縫縮手術は私が右足にやった手術ですね。TAKAFASHIさんも両足同時にやったんですね。先生や看護師に「両足は大変だから・・」って言われませんでしたか?
    私も片足元気だったらどんなに楽だろうと思っていました。この大変さをしっていたらとりあえず片足ずつにしたかもしれません。
    でも回復した今は両足やっといてよかったとおもいます。入院を2回もするのは大変ですもんね。

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  2. コメントありがとうございます。そして返事が遅れてすみませんでした。
     麻酔が切れた後はもう…はい、七転八倒の痛さでした。これだけは仕方がないですね。ただ術前に貴方のブログを拝見してどんなかな?と調べていたので覚悟はできていましたが、やっぱり痛かったです。
     先生には両足は大変だよと言われましたが、かたっぽづつというのもいやだよね?とも言われていました。僕はさっさとスポーツに復帰したいので両足手術をセレクトしました。術後数日間はちょっと後悔しましたが…

     >>でも回復した今は両足やっといてよかったとおもいます。

     やっぱり。そういうコメントが、今後を考えると、とても心強く感じます。

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